安息の楽園でなくなった場所

いつしか笑顔が消えて
冷たい空気が漂うようになった

あなたの幼子がその場を温かくしようと
大きく笑顔ではしゃいでいる

あなたはもっと自由でいたいと
思ってしまった

いつの間にか大きな檻に
閉じ込められていた

3人には大きすぎるローン40年の家

これからの未来のあるあなたの幼子

「愛してる」という言葉で必死に
繋ぎとめようとする男

その言葉は一体誰のための言葉?

あなたにはもう響かない。

安息の楽園でなくなった場所には
冷たい空気が流れている

そこに佇むあなたを見るのはとても悲しい

ただ悲しい…

あなたは幼子を抱きながら呟く

この子のために我慢すると

上手にバランスをとってやっていくと

「母親なのだから」と自分の正論を武器に
叱責する男

あなたには何も響かない

なぜならあなたも宇宙の子供

どうしても辛かったら

逃げ出してもいいというのは無責任?

あなたは大きな檻の入り口で佇み

また来てねと手を振った

そんな姿をみるのはただ悲しい

ただ…ただ..悲しい…